せとうち観光専門職短期大学

第86番 志度寺

閻魔大王で知られる志度寺ですが、実は「海女の玉取り伝説」が伝えられていたり、浄瑠璃「花上野誉の石碑 志渡寺の段」などの舞台にもなっています。

境内には、「海女の墓」が建立されており、浄瑠璃で登場する井戸は「お辻の井戸」として残されています。

さらに、志度寺には「無染庭(むぜんてい)」という枯山水が造られています。心静まる穏やかな空間です。

納経所では、釜揚げうどんやマスク、仏像立体図録などの個性豊かなグッズが並びます。マスクや仏像立体図録はガチャガチャで購入でき、とても面白いです。また、志度寺のご本尊のご朱印のほかに閻魔王のご御朱印を手に入れることができます。

是非、足を運んでみてください。

第13番 大日寺

13番札所大日寺は、弘法大師が修行をしている際に大日如来が現れ、この地は霊地だからお寺を健立しなさいと告げられ建てられました。

見どころの一つであるしあわせ観音は、合わせられた手の中に観音様の美しいお姿があります。また、観音様の後ろに色鮮やかに描かれた天女も見ることができます。

さらに、本堂には豪華な宮彫りが施されており、圧倒されます。実際に見てみてください。

大日寺は向かい合わせに一宮神社が建立している特徴的なお寺でもあります。大日寺はその昔、一宮神社を管理するお寺になったそうですが、明治期の神仏分離によって大日寺として札所になった歴史があるのだそうです。

なんと、大日寺ではフィットネスジムが開設されています。心も身体もリフレッシュしに参加してみませんか。

第15番 国分寺

阿波国分寺庭園は、四国八十八カ所霊場の一つ第15番札所国分寺の境内にあります。実は訪れた際に見逃しがちな徳島の穴場スポットになっています!

徳島県ならではの「阿波青石」が使われているこの庭園は、専門家から「豪華であり、剛健であり、その技術の傑出している点では、日本庭園中での第一級品」との高い評価を受けた名園です。中でも、「天生橋」を表しているとされる場所ではとりわけ大きな青石を見る事が出来ます。近くで見れば、この写真で見るよりもずっと大きく、迫力を感じられます。

庭園から見る本堂も魅力的ですが、山門から見える本堂の側面も屋根のダイナミックさを感じられます。庭園や本堂は、色んな角度から見てみると国指定の名勝である荘厳さが感じられるので、是非足を運んで、心打たれる感覚を味わってみてください!

器と雑貨のお店 house

こちらは、徳島・佐那河内村で育てられた和柑橘を使ったハンドクリームです。それぞれの果実の精油が使われており、自然由来の商品です。すだちのハンドクリームを試しに塗ってみましたが、すだちの香りに癒されて、毎日つけたくなります!

様々な香りが揃う「hibiのアロマ」はマッチを擦るように火をつけ、約10分間、自然の香りを楽しめます。香りを色々試して、お気に入りを探してみてください!

おしゃれな形をした食器も揃っており、料理をするのが楽しくなりそう!見るだけでも楽しみを感じられるので、お気軽にお立ち寄りください!

リーベフラウ

自然豊かな直営農場で丹精込めて育て上げられた「阿波美豚(あわびとん)」を使ったドイツ製法の無添加ハムやソーセージ、お惣菜などを購入できる他、バーベキューも楽しめるお店です。
無添加のハムやソーセージの材料は、シンプルに豚肉と塩、香辛料が基本となっており、着色料や保存料などは一切入っていないので安心して頂くことができます。また、「豚のそれぞれの部位を活かす」ことにこだわっており、豚肉を味わい尽くすことができます。

店内には豚肉を使ったお惣菜がたくさん並んでいます。特にオススメなのがアイスバイン。オーブンで焼き上げた香ばしさと豚肉のジューシーさが絶品です。

最後に忘れてはいけないのが特製イタリアンジェラート。無農薬の果物や提携農家さんの素材を使用するなど、こだわり抜かれたジェラートです。

バーベキューは事前予約が必要なので詳しくはホームページをご覧ください。

古民家カフェ半平

岩本寺の近くに、実業家・都築半平の邸宅を改修した「古民家カフェ半平」があります。

建物に入ると、歴史ある邸宅だからこその趣を感じられます。特に欄間や神棚などは、当時のまま残されているそうです。

そんな古民家カフェ半平では美味しいお抹茶と、同じく四万十町の和菓子店・松鶴堂特製の季節の和菓子をいただくことができます。

こちらの和菓子の菓名は「夜桜」。3月中旬にお伺いしたので、その時の季節にピッタリでした。

また、「こんまいパフェ」もおススメです!抹茶ソフトクリームと餡子と白玉が絶妙にマッチして、とても美味しいんです。ペロッと食べられるサイズなのも嬉しいポイントです。

趣ある空間と美味しい和スイーツ、その両方を楽しむことができる古民家カフェ半平。そこは歴史ある邸宅でありながら、どこかほっとできるような、ゆっくりとした時の流れを感じることができる場所です。皆さんも古民家カフェ半平で、ほっと一息つきませんか。

(定休日:毎週木曜)

第37番 岩本寺

四万十エリア唯一の札所、岩本寺は本堂の天井画が有名です。

575枚、およそ400名によって描かれた絵が天井の隅々まで並ぶ様子はまさに圧巻!それぞれ植物や動物、人物画などモチーフが異なるので、一枚一枚じっくりと見入ってしまいます。中にはマリリン・モンローを描いたものまであるんですよ!

また、お土産には「岩本寺生姜カレー」がおすすめです!

生姜はもちろん、その他たくさんのスパイスを感じることができる、超本格派のカレーです。とてもおいしいので、ぜひ一度ご賞味ください。

そんな岩本寺は、夜に行くのもおすすめです!

こちらは山門の写真です。竹灯籠に、カラフルなライト。階段を一段一段上るたび、なんだかワクワクしてしまいます。もちろん、本堂や大師堂などでもライトアップが行われ、境内はとても幻想的な雰囲気に包まれます。

本当に綺麗なので、行かないのはもったいないですよ!

(ライトアップに関する情報は岩本寺公式SNSをご覧ください)

第81番 白峯寺

白峯寺は、五色台の白峯山にあるお寺です。

境内には、いたるところに小さな招き猫が置かれています。

この招き猫たちの正体は、おみくじなんです!

参拝に来られた方がこのおみくじを引き、その後願掛けのために置いて行かれたそう。もちろん、持ち帰ってもOKとのことなので、ひとつ運試しにいかがですか。

写真右側は、カラス天狗みくじ。こちらを置いて行かれる方も、いらっしゃるそうです。

また、白峯寺にはホンモノの猫ちゃんもいるんです。それが、つくねちゃんです!

もともとは家猫だったというつくねちゃん。ピンクの首輪がとってもお似合いで、なんともかわいらしいです…

取材時は、納経所でお会いできました。お寺の方によると、つくねちゃんは「ここにいれば多くの人に相手をしてもらえると知っている」とのことなので、皆さんも納経所に行けば、つくねちゃんに会えるかもしれませんよ。

お参りの際には、つくねちゃんにもぜひ注目してみてください。

清水屋

坂出の八十場駅周辺に、清水屋というところてん屋さんがあります。

ここのところてんは、種類が豊富なんです!

元々は辛子酢醬油味だけだったそうですが、「地元ではこんな食べ方をしている」とお客さんが伝えたことにより、浪花風の黒蜜味をはじめ、味が増えたそうです。今では柚子蜜味や、くずもち風ところてんなど、8種類の味から選ぶことができます!

私がいただいたのは、くずもち風ところてんでした。ところてんのクリアな味がきなこと黒蜜の上品な甘さを引き立てており、とても美味しかったです!

4月から9月にかけては「しあわせあんみつ」も販売されます。思わず写真を撮りたくなる可愛さですね!

(画像提供 清水屋)

また、清水屋ではお土産用のところてんも販売されています。店頭では選べなかった味を、お家で試してみてはいかがでしょうか。

ところてんってなんだか地味…と思われるかもしれません。でも、清水屋のところてんを食べれば、そのイメージは覆されるはずです。ぜひ皆さんも清水屋へ行き、その美味しさを体感してください!

(12月から3月中旬はお店が冬季休業になるのでご注意ください。)

しんすい園

坂出の商店街に、しんすい園というお茶屋さんがあります。

こちらの人気メニューはなんと中華そば!

(写真は平日限定、中華そばと半炒飯がセットの中華ランチ)

なぜお茶屋さんなのに中華そばが人気なのか、店主の高宮さんにお伺いしました。

昭和三十年頃、茶葉の販売以外に店内で飲食ができないかということで、カレーライス等の提供が行われ始めたそうです。その中でも中華そばが好評で、現在に至るとのことでした。

60年以上愛される中華そばは、取材中にも地元の子供たちが食べに来たりと、老若男女に愛されていることを実感する場面がありました。あっさりしつつも味わい深い一品です。

また、しんすい園は抹茶のソフトクリーム発祥のお店の一つでもあります!甘さと抹茶の爽やかさが絶妙なグリーンソフトは、こちらも60年以上愛されています。食後のデザートにどうぞ。

中華そばにグリーンソフトと、魅力満載なしんすい園。皆さんもぜひ足を運び、ノスタルジックな雰囲気に浸ってみてください。